BIO
GIULIO CAPPELLINI
Giulio Cappelliniは1954年にミラノで生まれました。 1979年に建築学部を卒業し、後にミラノのボッコーニ大学の経営学部に入学しました。 1979年にはCappelliniに入社し、最初に企業イメージを担当したのち、経営陣に加わりました。 Giulio Cappelliniは、Cappelliniブランドのアートディレクターとして、そしていくつかのケースでは設計者として、自らブランドイメージと全商品にかかわっています。 Cappellini社の製品の多くは、主要な現代美術館の常設展示に含まれています。 また、デザイン史に関する様々な文献を執筆するにあたり、オピニオンリーダーたちともコラボレーションを行っています。 最近では、Time誌において「世界でもっとも影響力のあるファッション&デザイン業界のトレンドセッター10名」に選ばれました。
La Tavola delle Meraviglie(驚きの食卓)
ミラノ万博が開催された2015年、パラッツォ・レアーレ内の麗しいプリンスのアパルトマンの部屋の数々を舞台に、「Alcantara, Technology of Dreams」が開催されました。現実と夢、具体と創造の境界を超える正体を表現した展示です。 Giulio Cappelliniのプロジェクトの中心となったのは、強い感情的なインパクトを持つセッティングでした。 古の王族が催した饗宴に触発された「La Tavola delle Meraviglie(驚きの食卓)」は、優雅に統合された視覚、味覚、触覚、嗅覚からなる感覚に訴えかける作品です。
Meeting Point
「現実と向き合いながら、出会い、休息がとれる場所。夢を見ながら考えることができる秘密の場所、それがミーティングポイントです。」 Giulio Cappellini MAXXI Museum、2011年