ポータル・ギャラリー:舞台裏
アート、デザイン、クリエイティビティ (ADC)

ポータル・ギャラリー:舞台裏

スペース・ポピュラーはAlcantaraを使用した“ポータル・ギャラリー”展の裏話をお届けします。

ロンドン2022年10月

テキスト: Space Popular

ポータル:コンセプト

どこにでもある扉や壁の穴から、未来的な機械、本、車、天然素材まで、ポータルは何十年も前から私たちを取り巻き、主流のメディアでは非常によく見かけます。本では例えば、『ハリー・ポッター』や『不思議の国のアリス』、『ナルニア国物語』などが挙げられます。映画であれば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ソー』、ファミリー映画『コラライン』などのスクリーンで見られるほか、ゲームの中でも体験することができます。

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これらの不思議な境界線は、物理学の法則を無視し、時間、空間、あるいは次元を越えて、瞬時に人を送り出すことができるのです。

ポータルは、ある環境から別の環境に切り替えるための、最も一般的な手段の一つであり、 仮想旅行 の定番となっていくでしょう。
私たちの興味は、学生時代に文学や映画によって、時空を旅していたことに端を発しています。

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スペース・ポピュラーとアルカンターラ

私たちは一人ひとりが未知の新しい現実に踏み出し、視野を広げることができるこの世界に魅了されています。誰でもアクセスできるようにする方法を探したところ、ザ・ポータル・ギャラリーズに辿り着きました。クリエイティブパートナーであるアルカンターラと共同で、ロンドンのソーンズ博物館で展示されました。アルカンタラ社とのコラボレーションは2回目です(前回はロイヤルパレスでのデコーディング)。

小説、書籍、映画など900 以上の作品と「ポータル」という概念の変遷を、2年間にわたり調査した結果を展示する「ザ・ポータル・ギャラリーズ」を発表できることを誇りに思います。

没入感のある体験

VRとアルカンターラ(柔らかい質感色や柄無限の可能性を持つ素材)の使用により、完全に双方向性があり没入感のある展示によって、来場者は時空を超えた旅に出掛け、その変遷ついて学びます。パラレルワールドを体験することができるのです。

『不思議の国のアリス』(1865年)に登場するポータルや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の車、『ハリー・ポッター』の9と¾番線のホームなど、最も有名なポータルを楽しむことができるでしょう。世界大戦、工業化時代、グローバリゼーションの始まりなど、歴史を遡る展示です。

「私たちは、アルカンターラの技術的、感覚的、審美的な品質と無限の可能性に魅了されています。その可能性は私たちのバーチャル体験のキャンバスでありポータルなのです」

ララ・レスメス、フレドリック・ヘルバーグ、スペース・ポピュラー。

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